春が来た [仕事]
大して寒くもならないまま三月になってしまった。
異常とも言えるくらいの暖冬のおかげで外仕事はずいぶん楽だったが、それなりに整えた冬支度がほとんど役に立たなかったのが残念というかなんというか。
二月初めから県境を越え、多治見の山手にある住宅地で仕事をしている。名古屋に比べると明らかに雪が多い地域なのでスタッドレスを履かざるを得なかったのだが、結局いまだに雪は踏まず仕舞い。積もった雪が残ると仕事の段取りも狂ってしまうので結果的には良かったのだけれど、大枚はたいたのだから一回くらいは替えといて良かったぁ、と思いたかった。
だいたい朝、内津峠を越える時に見る恵那山系の山並みも、雪を被ってるのが普通なのに今年は年明けから春霞の中、という感じ。名残雪も無いだろうな。
山の手ということもあるし、休憩や昼食時に暖を取るのにいいかなと携帯用のヒーターも用意した。
元はといえば、初日の時にラスカルさんが持ってきてくれたヒーターに触発され、これは現場で役に立ちそうだと思って買ったのだが一回も出番なし。
日陰に停めた車内でも、中綿入りのジャンパーを着ていれば昼寝していても寒くない、どころか暑いくらいの時もあるので当然か。だいたい二月に屋根に上がっているのに、暑くてタイツを脱いでしまうというのが明らかに異常だ。
おかげでこの冬は快適なツーリングが楽しめたのだが、あれはちょっとおかしい。冬のツーリングの姿ではないと思っている。
他にも貼るカイロも買った半分も使ってないし、ウールの靴下も履いてない。仕事していて雪を見たのは一回きり。毎年何回かは泣けるくらいの寒さをくぐり抜け、少しづつ陽射しが強くなってくるのを実感するのだが、今年は正直言って冬を抜けたという気がしないまま春になってしまった。
***
楽だった寒さに比べて、今期はちょっとヤバイぞというのが花粉症。
元々兆候が出始めたのはここ2,3年前からで、「花粉？ 気の毒だけど気持ちは分かってやれないなぁ」などと笑っていたのだが、もうそんなことも言ってられなくなってしまった。といってもまだそれほどひどくはなく、なんとなく鼻がムズムズして鼻水が出やすい程度だったのだが、今年は明らかに悪化している。
ついに現代人の仲間入りである（苦笑）
なんて笑ってられるうちはいいのだが、山にも雪がないから水不足の予感がするし、夏は夏で極端な冷夏だったりしなければいいのだが。
ちょっと恐ろしさすら感じる暖かい冬、だった。
次の冬はどんな気持ちでこの記事を見直すのだろう？
外での作業が暖冬のおかげでかなり楽でしたが、そろそろ花粉症の方は辛くなるんですね（＾＾；
私も期待して買ったオーバーパンツの出番は１回だけでした
確かに買ってよかったと思いたかったです
by SerowGOGOGO (2007-03-03 02:40)
今年は電熱ヒーターベストを泣く泣くあきらめましたが、
必要なかったですね。
花粉症仲間入り、おめでとう（？）ございます。
花粉症暦３０年くらいの大先輩です。
２週間前くらいから、も～、大変。です。
by カズ− (2007-03-03 08:21)
私もスタッドレスタイヤを買ったのですが、
役に立ったのは、スキーに行った１回だけ
でした。 (-_-;
水不足は、東京では深刻ですねー。
名古屋は木曽、長良川、揖斐川と、
大きな川が３つもあるから、水不足とは
無縁の都市で、うらやましいです。
ま、いざとなれば、立川と八王子が団結して、
多摩川の水をひとり占めするしかない！
↑のカズーさんには申し訳ないですが。
(^^;
by tak (2007-03-03 12:39)
★ SerowGOGOGOさん
前の冬とは大違いでしたね。
と思っていたら来週は寒波が来るようなこと言ってますがホントかな。
20℃近いところからいきなり氷点下とか、体がおかしくなりそうです。
★カズーさん
私もグリップヒーター付けようかと思っていたんですが、
平気でしたね。
30年前から！
そんな頃は花粉症の認知度も低くて大変だったでしょうね。
ちなみに妻はいまだに発症していない原始人です（笑）
★ｔａｋさん
そういえば子供の頃から、断水とか給水車などの記憶はないですね。
でも夏場は毎年のように干上がりかけたダムの様子が報じられるようになりました。
いつまでも水不足とは無縁とも言ってられないかもしれません。
by YASH (2007-03-03 22:27)