雨の装備 [いでたち ・ モノ]
今年はカラ梅雨だったと思っていたら、ここへ来て連日の極端な雨。紫陽花にかたつむりの歳時記のような梅雨は、もはや過去のものなんだろうか。
大変な事になっている地域もあって、ＣＲＭやＲ６のあの人の住んでる辺りは大丈夫だろうか、などとつい思ってしまう。今年はニュースを見ていても、感じ方が今までとは少し違っている。
そんな雨が続いても、日頃の足がバイクだと乗らざるを得ないわけで、雨の装備はフル稼働。
ブーツの旅路 [いでたち ・ モノ]
なんと絶妙なタイミングだこと。
今度こそ、と履いてみる。うん、確かに自分の足の形みたいだ。部分的に気持ち余裕を持たせてあるので、冬場に多少厚手の靴下でもなんとかいけそうである。今度は良さそう。
ただ、初めてなのに何年も履いてるようなフィット感とか、包み込まれるような履き心地、という訳ではない。硬いソールに分厚い革のワーク・ブーツなので、いくらオーダーといってもいきなりジャスト・フィットではないのは当然だろう。
翌日の飛騨行に早速おろすのか、少し迷った。足首はガチガチだし雨に降られるのも確実だ。
子供の頃、遠足には履き慣れた靴で行くこと、と先生によく言われたのを思い出す。
じゃ、やっぱり… 履いて行こう（笑）
悪くないんだけど… [いでたち ・ モノ]
メッシュ・ジャケットを買い足した。
3年ほど前にヤマハが出していたのをずっと着ているのだが、二着を着回した方が長持ちするし、夏場毎日着る物だけに洗濯するタイミングを計らなくても済むかな、と。
レーシングワールドで見かけて良さそうだったんだけど、この色では自分のサイズが無かった。他の色で試着してみたら悪くなかったので、取り寄せてもらおうかと思ったら、こういう時に限って店員が他のお客に忙しくて捕まらない。
だんだん面倒になってきたので店を出て、ネット通販で買ってしまった。悪かったかなぁ…。
で、今日それが届いた。パワーエイジのアーリー・ライダースという。
自分のジャケット選びの基本は、こういうシングル・ライダースなのでデザイン的にはピッタリ。色もバイク・ウェアには少ない、アースカラーなのもいい。
じっくり着てみると、出来としてはやっぱり”悪くない”というレベル。英語でも not bad てあったっけ？なんだか含みのある言葉だけど。
Ｔシャツの上に着る物にしては袖がちょっと太めとか、防風インナーが袖口から出るとか、プロテクターのフィット感がイマイチとか、ｉ-ｐｏｄ用ポケットなんてあっても持ってないもんとか、とにかく ｎｉｃｅ！ とは言えない（苦笑）
なんか文句ばっかりみたいだが、実はあんまり気にしてない。もう、なにもかも良くって自分にピッタリ！なんてものに出会えるのを待っていたら、いつまで経ってもなにも手に入らないのに最近やっと気付いたから。
好みのデザインと色使いで、今着ているのには無い防風インナーが付いていて、他がまあまあなら良しとしましょう。
あ、でも胴回りのアジャスターは欲しかったな。うーん、仕方ない…。
実は、糸と針でチマチマやるのも苦にならなかったり。実用改はバイクもウェアも同じなのだ。
でも、夏に間に合うのか？
膝の出てる訳 [いでたち ・ モノ]
オートバイに乗るときは、ひょっとしたら身を守ってくれそうな服を着て、できればくるぶしが隠れる靴を履く。そしてまともなヘルメットを被り、グローブも欠かさない。
なぜそんなことをするべきか解らない、あるいは考えようとしない人のことはともかく。
それに加えてニー・シンガードを着けることにしている。たとえそれが通勤や、近所の本屋へ向かう時であっても。
お楽しみは一月後 [いでたち ・ モノ]
時々思い出しては色々と考えていたライディング用ブーツなのだが、今回思い切ってベル・タテワキへオーダーすることにした。
選んだのはこれ、とＨＰから画像をお借りしようと思ったらこのところ繋がらない。仕方なく他所から引っ張ってきたので色がすこしヘンだが、とにかくこんなのである。
こういうのはパラシュート・ブーツというらしいのだが、通常編み上げの部分がファスナーになっていて、脱着も楽そう。前ファスナーだと雨が風圧で滲みてきそうな気もするが、そもそも革のブーツに完全防水は求めてないからいいのだ。
以前履いてたようなゴアテックス・インナー入りは別だが、あの手のは修理が効かないから今回は除外。
欲をいうならもう少し細身でシュッとした感じが理想なのだが、それは次回のお楽しみに取っておこう。
オーダーといってもデザインの話ではなくて足型のことなんだけれど、それでも色と内貼り、ソールを選んで足型に合わせて作ってもらって、クシタニと同程度の値段ならなかなかお値打ちなのではないだろうか。
靴のオーダーなんて生まれて初めてなので、できれば浅草まで出向いてお店の人に採寸してもらいたかったが、その足代まで考えると予算をはるかに超えてしまう。
問い合わせてみたら紙に足型をトレースして、各部の寸法を取って郵送してもらえば大丈夫とのこと。
まあ、あちらもプロなのでそれだけデータがあれば、どんな足かイメージできるようだ。
ほかにもソールについて好みを話したら、標準の仕様ではないけれどこんなこともできますよと、わがままを聞いてもらえることになった。
材質や製法についても分かりやすく淀みなく、おまけにマイナス面についても正直な説明で、現場サイドの人なのだなあという印象を受けた。代理店の担当さんと話しているのとは違う感じ。
ブーツの製造は部分ごとの分業らしいが、電話先のこの人を通して自分のブーツは作られるのだと判るのは気持ちがいい。
素人の自分が採寸したのだから多少心配な気もしないでもない。
でも、これから自分のために作られるブーツがあると思うと楽しみである。
13日追記
確認することがあったついでに接続不良の件を聞いてみたら、サーバーのトラブルがありましたが復旧しましたとの事でした。改めてリンクを貼っておきます。
左手の供 [いでたち ・ モノ]
薄型のＧショックがちょっと前に発売されて、気になっていたのだが買ってしまった。
以前は断固としてアナログ派だったのだが、今はすっかりデジタル派である。妙な嗜好の変わり方だと自分でも思うが、乗っているオートバイのメーターと関係があるのかもしれない。
比べてみると、Ｇショックらしからぬフラットさ。前から持っているなで肩の方も気に入っているのだが、厚みがあってジャケットの袖やグローブのカブラと干渉してしまうので、オートバイに乗らない時用になっていた。
薄くなったとはいえ、どのみち運転中は見られない。でも、いいのだ。
ヘルメットの中で誰にも知られず うふふっ と微笑む為に、オートバイ乗りは様々な労力とお金を使うものだ。でもチタンのマフラーやオーリンズのサスなどに替えなくても、幸せになる方法はいくらでもある。
自分は安上がりでよかったなあ。
ブーツ考え中 [いでたち ・ モノ]
去年クシタニのショートブーツを履き潰して以来、なかなかライディング用の足元が決まらない。
ゴア・テックスのインナーが入っていて、豪雨の中でもカバーいらずの頼もしいヤツだったが、残念ながら修理が効かなかった。じゃあ今度は修理可能で長く履けるものを、と思ったらクシタニでは気に入ったのが見つからずなんとなくそのままになっている。
で、とりあえず値段が手頃だったワークブーツっぽいのを履いているのだが、重いしワイズが広目でどうもしっくりこない、というかいい加減ウンザリしてきた。
狙っているのはいくつかあってこれなんか長く付き合えそうで良いのだが、造りのまっとうさに比例して値段もごくまっとう。もう少し細身のデザインが好みなこともあって、なかなか思い切れない。
そんな中、第三候補くらいのガエルネのタフギアに、バリエーションが出たようだ。あまりゴツめのソールは好きじゃないのでビブラム・ソールのよりこっちの方がいいかな。白というのも黒い革パンと意外に合うかもしれない。
タフギアは値段もそこそこだし、造りもまともそうなんだけど引っかかる点がひとつ。
このシンセティック・レザーって、つまり合皮のことで。
馴らしがいらないのは手軽なんだけど、どこまでいっても馴染んだ革のようにはならないだろうから、履き込んでもある一線を越えるとただボロくなっていくだけのような気がするんだが。
できれば修理の効く革のブーツをじっくり履き込みたいと思っているのだが、とりあえずこれで手を打っといて、お気に入りは気長に探すか、という気もしている。
まあ、春までゆっくり考えようかな。。
