SSブログ

ハンドルをこうした。 [YAMAHA TDM900]

やっと秋らしくなってきたけれど、今年の9月は本当に雨が多かった。
毎週のように台風が来ては、大雨と湿った空気をたっぷり補充していってくれるおかげで、
たまの休みにもなかなか出かけられない。

そんな中のある日、懸案だったTDMのハンドルの再セットをしてみた。

台風接近.JPG

ノーマルハンドルは巾700mm 高さ100mm クランプ部から先端までの引き寸法147mm。
これを40mmアップのバリオバーバックをかませた上で再現しようとすると、
単純に考えれば巾と引き寸は同じで、高さが60mmのハンドルバーを用意すればいい事になる。

そんな都合のいいモノがあれば、の話だけれども、探してみると10mm高い他は
ほぼぴったりのものがあっさり見つかった。
なんのことはない、ずっと使ってきたファナティックのロードバー・ハイよりやや低めの、
ミディアムがそれだった。

でもどうせならちょっと雰囲気を変えてみたかったので、できれば違うメーカーを、と他を
当たってみるのだが、意外に近い寸法のものはない。
オンロード用でピンとくるのはなかなかないし、オフ系のは引き寸が少なくて巾が広過ぎる。
唯一MAGURAの、ストリートファイター的なポジションのはかなり好みだったが、
そういうのに限って完売だったりする。

じゃあせめて色だけでも変えてみるかとガンメタを注文したら、やけに青みの強い
くすんだブルーメタリックみたいなのが届いた。
無彩色のグレーメタリックなら車体のイエローにも合いそうだが、
これはないなとあえなく返品…。

またコレか.JPG

結局また黒を選択。
鉄製と違ってアルミのハンドルバーには、補強のためにブレースを付けておいた方が
いいのかも知れないが、今回も外してしまった。
今度こういうことをやるなら、ファットバー化するのも考えよう。

こんな感じ.JPG

そんな組み合わせで組んでみたら、こんな感じなった。
ちょっと誤算だったのは、バリオバーバックの下端とクランプの間のクリアランスが
少ないので、思っていたより手前に倒せない事。
バリオバーバックには更に10mmアップのスペーサーが付いていて、それを使えば
倒せる範囲は広がるけれども、測っておいたノーマル基準寸法と比べても、
気持ち高めの他はさほど大きな違いはない。
やたらと手前に寄せる必要もなさそうなので、とりあえずこのままでいくことに。

before.JPG
after.JPG

そして気分転換を兼ねて、グリップも替えてみた。
下のハーフワッフルみたいなパターンが新しい方で、
DRIVENのスーパーモトというもの。
この頃のオンロードやツアラーは、凹凸が少ないパターンが主流だけれども、
個人的には握った手の中に掛かる部分があった方が好きなので。

ハンドガードが付いてないのは、ハンドルの立ち上がりが低くなったせいで、
マウント部とバーエンドの角度が合いそうになかったため。
この日はとりあえず、手持ちのジャンクの中にあったバーエンドを付けておいた。

で、乗ってみると、純正ハンドルとは若干異なるけれど、かなり近い部分で
バランスしているような印象。
ハンドルの付け根が高くなったので最初はTDMが大きくなったように見えて、
こりゃ失敗かなとも思えたが、走っていると手足が無理なく
あるべきところにあるように思える。

いいと思う.JPG

という訳で何とかハンドガードも付けて、新しい自分仕様はこういう事に。
傍目には間違い探し並みの更新でも、持ち主はけっこう新鮮な気分なのでした。

やっとこの空.JPG

さあて、秋ですね。


nice!(5)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 5

コメント 2

HIRO

こんにちは。
試行錯誤? 乙でした。
寒くならない内にシェイクダウンで確認ですね。
by HIRO (2016-10-17 00:37) 

YASH

★HIROさん
せっかくの調整範囲の広さが活かし切れなかったんですが、
けっこういい感じに収まりましたよ。
という訳で明日からちょっと走ってきます。
ツアラーとしてはどうかな?

by YASH (2016-10-17 20:10) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。