ここで言うコンプレッサーというのは主に空圧の釘打ち機の動力源で、
大工が常用する道具の中では、一番と言っていいくらい値段が高い。
モデルチェンジ毎に強いパワーと軽量化が進んでいるのは知っていたが、
とりあえず使えている道具をやたらと買い換えられるほど、現場で働く我々の収入は良くない。
と、半分やせ我慢して3、4世代前の物を使ってきたけれど、
とっくに性能的にも役不足だし、ここらで思い切るのも必要かな、と。
という訳で、とてもうれしい。
ここで言うコンプレッサーというのは主に空圧の釘打ち機の動力源で、
大工が常用する道具の中では、一番と言っていいくらい値段が高い。
モデルチェンジ毎に強いパワーと軽量化が進んでいるのは知っていたが、
とりあえず使えている道具をやたらと買い換えられるほど、現場で働く我々の収入は良くない。
と、半分やせ我慢して3、4世代前の物を使ってきたけれど、
とっくに性能的にも役不足だし、ここらで思い切るのも必要かな、と。
という訳で、とてもうれしい。
うれしいので、ヤマハ風にしてみた。
ああ、更にうれしや(笑)
ストロボラインは仕事用のお絵かきソフトに毛が生えたようなCADで描いて 、
ステッカーシートに出力
音叉マークはバイク用品店で見るのはすごい値段だったりするが、
純正部品で探すとアルミのヘアライン風の物が250円ほどで見つかった。
ステッカーシートは耐水・耐光性のある屋外用で、3Mの保護シートを重ねたけれども、
所詮はプリンターの染料インクなので、現場環境では紫外線でじきに退色してしまうかも…。
という気もするが、適当に選んだ赤が思ったよりワークスカラーに近かったので、とりあえず満足。
色が褪せたらその時にまた考えよう。
仕事の合間にそういうことを考えるのは、いい気分転換になるのだ。
元々このメーカーのイメージカラーは赤。
普通に注文すると艶消しの赤い外装になるけれど、毎年限定色があって
この白は去年モデルの3色あった中のひとつだった。
いいなぁ…と思いつつやっぱり去年は買えずに暮れてしまったが、たまたまメーカーの営業で
在庫を探してくれる話があって、そこで見つかったのが手元にやって来た。
そういえばTDMもそんな展開だったし、何がどこで繋がるかなんて、本当にわからないものだな、なんて思う。
ちなみに今まで使っていたのはこんなので、もう10年以上経つんだか。
そして、これに替えた時の事はいまだに忘れられない。
当時使っていたのが故障してしまい、無いでは済まない真っ只中だったのでメーカーのデモ機を
取り寄せてもらって修理待ちをしていたところ、出てきたのは修理不能という返答だった。
そのコンプレッサーも修理を重ねてずいぶん使ってきたもので、すでに部品が欠品していたのだ。
修理できないのなら新しく買うしかなくて、当時現行だったデモ機と同じモデルの値段を聞いたら11万。
情けない事に仕事の財布から、いきなりそれをひねり出す余裕は、とてもなかった。
しかし無いでは仕事ができない。
その時、自分には虎の子の貯金がどういう訳かちょうど11万あった。
バイク用の革のジャケットをオーダーしようと、ずっと前からこつこつと貯めていたお金だ。
RSAレザーズで注文するモデルも決めていたけれど、それがコンプレッサーになった。
おかけでいまだにRSAには足を運べていない。
***
さて、今回のヤマハ風は思い切るのとタイミングが重なった結果であって、そういう切ない事情はない(笑)
考えてみれば、なんだか春にふさわしいじゃないか、とも思う。
性能面ではパワー的にはもう充分。
タンク容量を考えると小型・軽量化もさほど大きく変わることはないような気がするので、
これも部品が出なくなるまで大事に、そしてしっかり使ってやりたい。
そんな頃まで盗難にも遭わず、できれば自分の体も維持して
次の新調を考える日を迎えたい。
それまで頼むぜ、相棒。