昨日はVan Halenのコンサートに行ってきた。
自分の中でVan Halenと言えば「1984」。
高校を卒業したばかりの頃、友達の車のカーステレオで聴いたのが多分、最初だったと思う。
薄暗いライブハウスの天井や冬の夕暮れが似合うようなブリティッシュ・ハードロックと比べると、
このバンドの曲の底にはどこか明るく澄んだ空気を感じたのが印象的だった。
今思えばアメリカン・ハードロックにはそぐわない感じ方だったかもしれないが、
それでも自分の中の名盤であるのは当時から変わらない。
昨日はVan Halenのコンサートに行ってきた。
自分の中でVan Halenと言えば「1984」。
高校を卒業したばかりの頃、友達の車のカーステレオで聴いたのが多分、最初だったと思う。
薄暗いライブハウスの天井や冬の夕暮れが似合うようなブリティッシュ・ハードロックと比べると、
このバンドの曲の底にはどこか明るく澄んだ空気を感じたのが印象的だった。
今思えばアメリカン・ハードロックにはそぐわない感じ方だったかもしれないが、
それでも自分の中の名盤であるのは当時から変わらない。
会場は大相撲名古屋場所でお馴染みの愛知県体育館。
一昨年のAerosmithに続いて、ロックの大御所にはかなり申し訳ないと思いつつ、
今やこの手のアーティストは、名古屋ドームでは興業的に厳しいのか? とも思ったりして。
ちなみにこの日のドームは、JUJUのコンサートだったりする。
で、開演。
ベースのウルフギャングはエディの息子なんだから若いのは当然だが、
デイブもエディもアレックスもすっかり中高年。
自分もそうなんだから当たり前か。ついでに客席の年齢層もかなり高い。
アレックスのクールなカッコよさは相変わらずだったが、恰幅が良くなって
穏やかな笑みを浮かべながらプレイするエディは、どこか野村のよっちゃんとダブって見えたり、
デイブは誰に教わったんだか、かなり上手い日本語で我々を笑わせたり感心させたり。
タランティーノ監督ばりの、ちょっと誤解されてる日本(笑)的ショートムービーまで
用意してくれていたのには驚いた。デイブは日本好きなのかな。
Van Halenのコンサート中に「原案・デイビッド・リー・ロス」というカタカナを見るとは思わなかったが、
いろんな意味でファンサービス盛り沢山なステージだった。
もちろん音楽も期待を裏切ることなく、アレックスのドラムもエディのギターもまだまだ健在。
老練というのはまだ早いのかもしれないが、舞台に立ち続けてきた者のオーラは、単なる継続の成せる力とは
次元が違うのを改めて感じた。
ラストの「JUMP」を聴きながら、舞い散る紙吹雪越しに見た彼らを忘れることはないだろう。
いいステージだった。
東京、大阪公演はこれから。
彼らに応えよう。
[追記]
この日のJUJUさんは日本碍子ホールでした、というお詫びと訂正。
ドームはイベントはなかったんだけど、 EXILEの後片付けが残っていた、とか?