カバーはお好き? [音楽・映画]
我が家ではなぜか「さん」付けで呼んでいるのでここでもそう書くが、
JUJUさんのコンサートに行ってきた。
JUJUさんのコンサートに行ってきた。
その名も「スナックJUJU アリーナツアー」。
会場を巨大なスナックに見立て、JUJUさんはママでお客は我々観客。
全国のスナックで歌い継がれる、歌謡曲&J-POPの名曲の数々を熱唱するママの歌を聞き惚れ、
合間にお話を楽しみ、時折りボケたり突っ込んだり。
たまに歌番組で見るJUJUさんは、落ち着いた雰囲気の大人のシンガーだが、
意外に関西の愉快なおねえさん的な一面も見せてくれて楽しい。
チャーミングな女性というのは、こういう人の事をいうのだろうな。
意外に関西の愉快なおねえさん的な一面も見せてくれて楽しい。
チャーミングな女性というのは、こういう人の事をいうのだろうな。
もちろん歌も魅力あふれる選曲で、セットリストなんかは他に任せるとして、
70~80年代の名曲のカバーは自分の年代にはグッとくるものばかり。
アルバムで聴いてはいたけれど、イヤホンやスピーカー越しでは感じられない、
歌の力は生で聞いてこそ。ライブの方がやはりずっといい。
70~80年代の名曲のカバーは自分の年代にはグッとくるものばかり。
アルバムで聴いてはいたけれど、イヤホンやスピーカー越しでは感じられない、
歌の力は生で聞いてこそ。ライブの方がやはりずっといい。
アルバム収録曲以外にも、ユーミンの「街角のペシミスト」なんていう渋い曲もあって、
オリジナルを聴いていた頃をつい、思い出してしまった。
同じアルバムの中の「カンナ8号線」が好きで、よく聴いていたのだ。
オリジナルを聴いていた頃をつい、思い出してしまった。
同じアルバムの中の「カンナ8号線」が好きで、よく聴いていたのだ。
YouTubeで見ていると本家の足元にも及ばない、なんてコメントが付いていたりするが、
そもそもカバーってのは本家とは別物だからね。
アン・ルイスとちあきなおみを同一人物が歌うんだから、期待するものが初めから違います。
そもそもカバーってのは本家とは別物だからね。
アン・ルイスとちあきなおみを同一人物が歌うんだから、期待するものが初めから違います。
私は彼女の、艶やかさの中に見え隠れする、どことなく切なさを帯びたような歌声が好きだ。
そんな声で自分の中に埋もれていた曲を呼び起こしてくれる時間は、
本当にあっという間に過ぎて行った。
対照的にアンコールはママからJUJUさんに戻って、自身の持ち歌からノリノリの曲を3連発。
スナックJUJUも楽しかったが、それとはまた別のステージとの一体感が印象的だった。
そんな声で自分の中に埋もれていた曲を呼び起こしてくれる時間は、
本当にあっという間に過ぎて行った。
対照的にアンコールはママからJUJUさんに戻って、自身の持ち歌からノリノリの曲を3連発。
スナックJUJUも楽しかったが、それとはまた別のステージとの一体感が印象的だった。
夏に向かってこれから明かりの灯るスナックもまだ幾つか。
お好きな人はぜひ。
お好きな人はぜひ。
***
ところでJUJUさんはジャズも歌う。
私の音源にはロックやポップスや、カントリーや津軽三味線も入っているけれども、
ジャズは入っていなかった。
小難しくて能書きが多そうでカッコつけみたいで、なんというか取っつきにくさがあったのに、
JUJUさん経由で聴いてみると、ジャズもけっこういいな、なんて思えてしまう。
意外な人が思わぬ扉を開けてくれる、事もある。
オイラの音源にはカバーアルバムが結構入っていて、もちろんJUJUのもありますよ。
ユーミンのアルバムも沢山入っているから、今でも『昨晩お会いしましょう』や『PEAL PIERCE』とか『REINCANATION』などの名盤を聴いたりします。
我が家の最近のヘビロテは何故か レキシ
結構音楽性も高くて面白いところがツボです。
by rascal (2017-06-04 16:00)
★rasucalさん
名曲であるほどカバーってたいてい悪く言われるけど、
それで1万人規模のホールでスタンディングを出すんだからね。
MCも上手いし、いいコンサートでしたよ。
レキシ、知りませんでした…。
曲はたしかにかっこいいけど、なぜに日本史???
音楽って本当にフリーダムですなぁ。
by YASH (2017-06-05 23:10)
面白い設定ですね。ママとお客か(笑
ある歌手のコンサートで、好きな曲のイントロが流れた瞬間、わぁあ~っ!!! と興奮し、「原曲」と全く違う歌い方に、ちょっとがっかりしたことがありました。
それはそれでやっぱり、聞かせるワザがあるので良かったのですが、、、。
オリジナル女性ヴォーカルの曲ばかりをカバーした徳永のは全部好きです~
by Marsha (2017-06-09 12:56)
★Marshaさん
この曲とこの歌い手だからこそ、というのは確かにありますね。
逆に昭和の名曲をJUJUさんから知った平成生まれの若者達は、
原曲をどう捉えるのか、ちょっと聞いてみたい気もします。
徳永氏といえば、小林明子の「恋におちて」は彼の曲でしたね。
実はこのコンサートでも歌われてるんですが、これはセルフカバーより女性が歌った方がいいな、なんて思ったりして。
単なる「刷り込み」ってヤツかもしれませんが(笑)。
by YASH (2017-06-11 22:13)