TDM900はリアブレーキの消耗が早い。
もちろん乗り方によって多少の差はあるだろうが、15000km程度で
パッド、ローター共に要交換となったのは、TDMが初めて。
過去記事はこちらで。
そして現在29791km。
同じペースだとしたらそろそろ3セット目を考える時期に来ていて、その辺りのチェックも含めて
前後キャリパーを外してみた。
TDM900はリアブレーキの消耗が早い。
もちろん乗り方によって多少の差はあるだろうが、15000km程度で
パッド、ローター共に要交換となったのは、TDMが初めて。
過去記事はこちらで。
そして現在29791km。
同じペースだとしたらそろそろ3セット目を考える時期に来ていて、その辺りのチェックも含めて
前後キャリパーを外してみた。
まずはフロント。
パッド残量は充分で、ローターも磨耗は距離なりに進んだけど
平滑な減り方で状態は良好。
まだ10000kmくらいは行けそうだ。
ついでにいつも通り、ピストン以外の外せる部品は洗剤と古歯ブラシで洗っておく。
ピストンも外れない程度に押し出してダストを洗い落としてから、薄くシリコンを吹いて揉んでから組み付け。
と書くと何事もなかったようだけど、ピストンを押し戻していたら4個あるうちのひとつが
すぽーん!と飛び出して、手元がフルードまみれに。
パスカルの原理はどうなったのだ!
せっかく洗ったキャリパー丸ごとフルードまみれになってしまったので
振り出しに戻るという、予期せぬ展開になってしまった。
ブレーキレバーで押し出すときは、出し過ぎないように慎重になるんだけど、
揉んでて飛び出すとは思わなかったぞ。
当然フルードは足りなくなるしエアも噛んでしまったので、
自転車でフルードを買いに走った後エア抜き。
実家の車庫で作業してたんだけど、この時ほどすぐ近くに
レーシングワールドがあって良かったと思った事はない(笑)
いったい何年ぶりなんだか。
昔々の仕事で覚えた事が今になって役に立つんだから、人生に無駄な事なんてないのだ、…多分。
こんな古典的なやり方でエアが抜け切るかあやしいなぁと思ったけど、ちゃんと元のタッチに戻したナリ。
エライぞ、俺(違)
皆さんもピストンを揉む時は気をつけましょう…。
***
さて、肝心のリアはというと、やっぱりその時期に来ているようで、
パッド残量は1.5㎜というところ。
替えなきゃいけないのは分かってるんだから、またレーシングワールドへ走るかとも思ったが、
このあと洗車もしておきたい。
とりあえずこのまま組んで、交換は後日へ持ち越そう。
こちらも洗って揉んでおく。
リアは片押しのシングルポットなので、安心して押し戻せる(笑)
ローターは前回同様デコボコの減り方で、荒れ具合がフロントと対照的。
パッドを純正からカーボンロレーヌへ変えたので、減り方が変るかも、と思っていたが
それに関しては大差はないみたい。
これに新しいパッドを当てても…、という気もするな。
春は物入りなんだけど、できればローターも同時に替えたいところ。
うーむ。