前の記事で気付いた人もいるかもしれないけれど、エンジンガード、というかバンパーを取り付けてみた。
わざわざガンメタで塗られていた頃の中古品を探して手に入れたのに、あてがってみると
エンジンともフレームとも違う色。
うーむ、これでは意味がないではないかと、MULTITECを塗ったついでに塗り替えておいた。
デイトナから出ているバイク用の缶スプレーは高いので四輪用の物で探すと、ホンダ車用で
エンジンのガンメタに近い色があったので、それを。
遠目にはあまり目立たなくなったと思うけど、どうかな。
GIVIの製品じゃなくても、舶来のこの手のモノの工作精度がはなはだ怪しいのは言うまでもない事で、
絶妙なクリアランスで取り回されるパイプにどきどき。
干渉寸前なのは冷却水のドレンだと思うけど、LLC交換のときはバンパーも外すことになり、
一手間増えてしまった。しょうがないな。
エキパイの後ろで左右のパイプがジョイントされる。
でも他のマウント位置を合わせると、どう考えても2cmくらい開いてしまうのがさすがイタリア製（笑）
まさか力技で、ボルトとナットで締め寄せるのかと一瞬思ったが、いくらなんでも2cmは無理そうだ。
手持ちのジャンクの中から汎用のアルミカラーを探し出して噛ましておいたんだけど、新品で買うと
ちゃんとスペーサーが付いてくるのかな。
で、付いたのをしげしげと眺めつつ、ふと思う。
今までに2回ほど倒してしまったことのあるTDMだが、どちらの場合もそういえばエンジンにはダメージを受けていない。
接地するのはサイレンサーガード→ハンドガード→ミラーの順。
エンジンに巾のある並列マルチの場合は、真っ先にクランクケースカバーが接地したりするから
バンパーが役に立つけれど、巾の狭いツインの場合は、あまり車体の保護にはならないのかもしれないな。
それどころかこの辺りが接地するような転倒になった場合、バンパー無しならガリガリになったクランクケースカバーと
ぺダル類の交換で済むところを、マウント位置が災いしてフレームにダメージが行ってしまい、
いきなり廃車も有りうるような…!?
とか考えると、エンジンだけ守ってどーするという気がしてくるが、スーパースポーツ系ではお馴染みの
ジュラコンのいわゆるプリンだって同じか。そういう逆効果ってないのかしらん。
それ以前にまず転ばなければいいんだけど、絶対にとは言えないのがオートバイの悲しい真実。
気をつけて乗らなきゃなぁ。
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ところでTDMを見上げるとこんな顔。
誰がデザインを手がけ、なぜこれにGoサインが出されたのかは知る由もないが、だから今の私があり、
こんなブログを書いている。
やっぱりYAMAHAは最高さ。