浜松餃子というものを食べてみんとす。
と、浜松へ出掛けたのは日曜のこと。
浜松餃子というものを食べてみんとす。
と、浜松へ出掛けたのは日曜のこと。
いちおう下調べしてみると、有名店と言われる所は食事時はかなり混むらしい。
でもいくら好きだからといっても落ち着いて食べられないのはイヤだし、
この寒空の下に並んで食べるようなものじゃないよな、餃子って。
という基準から、そこそこ名が通っている割には地味目で、
なおかつ餃子も期待できそうと決めた店に着いたのは開店15分前。
早くも開店待ちで居並ぶ他県ナンバーが… ということは全然なく、
7,8台停められる駐車場は好きな場所に停め放題だった。
頼んだのはストレートに餃子定食。
自分は10個の中、妻は5個 の小定食に瓶ビールを付けて。
浜松餃子というのは概ねが野菜メインのあっさり型らしいが、
ここのは豚肉の存在感がちゃんと感じられるタイプだった。
で、どうだったか。
「こんなうまい餃子があったなんて!」 とまでは言わないが、まあ、普通においしい。
テンションの低いレビューで申し訳ないが、たぶん何を食べても自分はこうなので。
近くにあったらしょっちゅう行きそうなのは確かだが。
と、程よい満腹感と地味な達成感を得て店を出る。
昼時ともあって駐車場はいっぱいに… ということもやっぱり全然なくて、
なーんだというかほっとしたというか。
ただテイクアウトで買いに来た地元の人らしきおじさんの、
「やっぱり50個入り、もうふたつもらうわ」なんて豪気な注文に、「はーい」と事も無げに答えていたのが
さすが餃子の街の人たちだ。
***
そして近年稀に見るお気に入りの「あげ潮」を買い込んだ後、ロケハンを兼ねて浜名湖畔をあちこち寄り道…
のはずだったのに、あまりの風の冷たさにめげて変更<弱虫。
駅ビルの好日山荘など流して帰ってきた。
まあ、いいじゃん。
知らない街をぶらぶらするのも面白いんだから。
自宅から100キロほどと気軽な距離なので、何軒か食べ比べて好みの味を探すのも面白そう。
そんな餃子紀行、第一回なのであった。