いつもは東へ向かって走ることが多いけれど、今回は西へ。
瀬戸内は因島へ行ってきた。
オートバイの旅で東と言えば納沙布まで行ったけど、京都より西へ向かうのは実は初めてだったりして…。
いつもは東へ向かって走ることが多いけれど、今回は西へ。
瀬戸内は因島へ行ってきた。
オートバイの旅で東と言えば納沙布まで行ったけど、京都より西へ向かうのは実は初めてだったりして…。
連休初日のせいなのか、伊勢湾岸道が合流する四日市からほとんど亀山まで続く渋滞をすり抜け、
新名神から名神へ。
がらんとした新名神に比べると、名神は京都に近づくにつれ都市高速のような車の密度だ。
桂川PAで久しぶりに会うbarbieさんは、幸せそうな大人のカップルになっていた。
お相手のmicyuさんにお会いしたのは今回初めてだったが、この刀にはこの鞘しかないという感じの方。
あえてどっちが刀かは言いませんけどね(笑)
続いて到着したイナテツさん、えこさん・つよさん夫妻と合流して出発。
吹田から中国道へ入り、西宮名塩SAで今回のまとめ役であるにきさんが加わって全員集合。
姫路、岡山、倉敷、尾道。
よく知られているとはいえ、標識として目にするのは初めての地名が次々と後ろへ過ぎていく。
そこで暮らしていれば当たり前でも、自分にとっては稚内や根室よりアウトサイドな気分。
福山西で山陽道を降り、高速とも一般道とも思えるようなR2を経てしまなみ海道へ。
因島大橋を渡って因島へ上陸。
穏やかな海とあちこちに島が望めて、思い描いていた通りの瀬戸内の風景が広がる。
ちょっと立ち寄るだけでこんなことを思うのは、余所者のセンチメンタルでしかないのかもしれないけれど、
「いいところだなぁ」とつい口から出てしまう。
海沿いの通りにある宿に着いたのは3時過ぎだったか。
近くにお住まいのにきさんのお姉さん夫妻に出迎えて頂き、お茶までご馳走に。
どうもありがとうございました。
そのときにはっさく大福というお菓子を頂いたのだが、これはなかなかヒットだった。
いちご大福を食べるたびに、よくこの組み合わせを思いついたものだと感心するが、
こちらは柑橘の酸味でよりさっぱりした印象。
美味かったです。
そして一息ついた後は近くの高台へ案内してもらって、夕日を待つことに。
バイクを置いて石段を登る途中は、紅葉越しの瀬戸内海。
いいところだなぁ、と再び。
紅葉に引っかかっているうちにみんなより遅れてしまい、丘の上の展望台へ向かっているとそこから
「早く来ないと沈んじゃうよー」と呼んでくれる声が。
そ、それはイカン。
と、慌てて駆け上がると、こんな空の向こうに絶妙のタイミングで沈む夕日、そしてそれを静かに見つめる
みんなのシルエット。
うん、いいところだ。本当に。
来てよかった。
***
日が沈むのを見届けてから宿に戻り、くつろいでいるうちに待望の夕食。
にきさんが手配してくれたこの宿は、なんでも島で二番目だそうで、じゃあ一番は?と聞いたら
一泊25000円のホテルという事。
一番から二番になるうちに価格が1/3以下になるのもすごいなと思ったが、それでこの内容なら
もう十分すぎるくらいだった。
いい宿をありがとう。
食後はアイスクリームや飲み足りない人たちへのアルコールを買出しにTDMで出動。
飲まないヤツがいるとなにかと便利でしょ(笑)
そして部屋で集まって話したのは、今回は7人のうち女性が3人だったからか、いつものバイクの話とは
違った話題が多かったかな。
人数的に私がビミョーな存在だったような気もするけど、楽しかったからいいや。
寝床に入ったのは日付が変わる少し前。
同室のmicyuさんは静かな話し方をする人で、明かりを消してからも少し話をして眠りについた。
海沿いの道に面した宿の夜は、とても静かだった。