翌朝は7時少し前に目が覚めるが、まだ眠い。ちょっと夜更かししすぎたか(苦笑)
寝転んだまま手を挙げれば触れられる、ロフトの天井をぼんやり見ていたが、それで眠気が消えるわけでもないのでのろのろと起き出す。
早起きさんたちはもうとっくに朝の支度にかかっていたが、風呂に行ってきますと外に出る。足並み揃えることはそもそも考えてない人達ですからね、いいんです(笑)
翌朝は7時少し前に目が覚めるが、まだ眠い。ちょっと夜更かししすぎたか(苦笑)
寝転んだまま手を挙げれば触れられる、ロフトの天井をぼんやり見ていたが、それで眠気が消えるわけでもないのでのろのろと起き出す。
早起きさんたちはもうとっくに朝の支度にかかっていたが、風呂に行ってきますと外に出る。足並み揃えることはそもそも考えてない人達ですからね、いいんです(笑)
雲ひとつない快晴。なのに冷え込みは皆無といっていい、不気味なほど気持ちのいい真冬の朝。
昨夜のジャングル風呂は、明るい時はこんな感じ。朝風呂独り占めは気持ちいいなぁ。
朝寝も朝湯も大好きだけどお酒は飲まないから、身上は潰れないだろ。 たぶん…。
食事を済ませた後も、チェックアウト時間までのんびり過ごしてから出発。朝ばたばたするのは平日だけでたくさんだ。
出発前にはラスカルさんのお友達のシルバー・ウイング氏に栄養ドリンクを頂く。みんなより帰りの長い身にはありがたい差し入れでした。
たけっちさんは仕事の都合で、ここで離脱。今回は一緒に走れなくて残念だったけど、いずれまた。禁煙守れて良かったです(笑)
***
蓮沼の道の駅に立ち寄った後は、県道30から九十九里道路へ。太平洋を左に見ながら冬の青空の下を走る。気持ちいい!
それにしても暖かい。オーバーパンツどころか冬グローブさえ荷物になっている。遠出する時は状況に応じてグローブを使い分けられるようにしているが、二月の海沿いを走っているのに3シーズン用のグロープで快適なんて、覚えがない。
R128を下って、御宿の「月の砂漠」像のある浜辺へ。ラスカルさんのRTのオーディオからは、井上陽水がカバーする月の砂漠が流れている。なるほど、こういうのはいいね。
世界の砂漠の砂が見比べられるのをねこにんさんに聞いたので、月の砂漠記念館もちらっと行ってみる。黒っぽいものから砂漠らしい黄色、本当に赤のような色の砂もあれば、砂時計の中身を思わせるような均一の微粒子の砂もあったりしておもしろかった。チケットを買わなくても見られるところにあるのでお得です。
流れの悪くなってきた国道を外れて県道178へ入り、ちょっとしたワインディングを楽しみながら養老渓谷から市原へ抜ける。ガストで遅めの食事をとった後、館山道に乗り関東組のスタート地点、湾岸幕張PAへ。
ここで関東組とはお別れ。いつのまにか空は、夕方の色に変わっている。
ちょうど昨日の今頃も上りのここにいたけれど、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
また、どこかで。
***
首都高湾岸線を今度は西へ。
それぞれの帰途につくジャンクションで、手を挙げながら軽くリーンして離脱していくてラスカルさんとharryさんに応えながら、kobabanさんと狩場から保土ヶ谷バイバスへ入る。
夕日の中、やがて彼とも手を振って別れ東名・横浜町田ICへ。最後までありがとう。
体が冷える前にオーバーパンツと冬グローブを装備しておこうと、海老名SAへ寄る。昨日は新旧の国産、外車でいっぱいだった二輪の駐車スペースも、今はTDMだけ。みんなお早いお帰りだこと。
春日井までは300キロと少し。三連休最終日の夜なので渋滞は覚悟していたが、翌日の仕事を考えて日付が変わるまでには帰るつもりで走る。仲間と楽しく過ごした後、一人で距離をこなすのはいつもより余計一人である事を実感することになるのだが、そういうのもわりと好きだったりする。オートバイの旅と心地良い孤独感は、いつも一緒だ。
行きにやめておいた、桜えびかき揚げそばを夕食にするつもりで由比PAに入るが、明かりらしい明かりがない。屋台じゃあるまいしPAの食堂は24時間営業じゃないのかと思ったら、そもそも売店がないパーキングだった。
そうか、桜えびが食べられるのは上りだけなんだと気付いてかなりがっかり。一台きりの自販機に貼られたポスターのトミー・リー・ジョーンズと目が合うが、今はコーヒーの気分じゃないのでトイレだけ済ませて再び走り出す。
次の日本平PAには桜えびのてんぷらはなかったが、代わりにこんなものが。
桜えびの赤とちりめんじゃこの白で紅白丼だそうだ。どちらも好物だしなにより空腹だったのでおいしかった。
結局渋滞もなく快調に流れ、午後10時半に上郷SAで最後の休憩。妻へ帰りのメールを打つ。
そして11時過ぎに帰宅。やはり高速が多いと、一泊二日でも距離が延ばせて往復1070キロ。この時期としてはよく走りました。
遠いには遠いけど、前に四輪で東京に行った時より距離を感じさせなかったのは、TDMのおかげか好天に恵まれたせいか、それとも…?
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記事にするのがすっかり遅れてしまったが、千葉で買った殻付きをめりめりと割りながら旅を思い起こして楽しんでいる週末の夜。
今回はどこかへ走りに行くというより、誰かに会いに行くというのが大きな目的だったような気がする。もちろん箱根も千葉の海岸も良かったのだけれど、ソロだったら感じ方は全然違っていただろうと思う。
行った事のない場所へ。いつか行ったあの場所へ。目当ての物を食べに。あるいは誰かに会いに。ツーリングの目的は様々だから、雪国でもなければ寒い季節をシーズン・オフなんて言いたくない。冬でもバイクは楽しめます。
ああ、また遠くへ行きたいな。