日曜までしていた仕事が片付いたので、今週初めは休み。
月曜はへろへろだったのでどこへも行く気にならなかったが、昨日は冬型がゆるむと聞いてTDMを出す事に。気持ちいいと言っていられる寒さのうちになるべく出掛けなくてはと、とりあえず琵琶湖を目指す事にした。
日曜までしていた仕事が片付いたので、今週初めは休み。
月曜はへろへろだったのでどこへも行く気にならなかったが、昨日は冬型がゆるむと聞いてTDMを出す事に。気持ちいいと言っていられる寒さのうちになるべく出掛けなくてはと、とりあえず琵琶湖を目指す事にした。
とはいえ朝はこの冬一番という冷え込み。ホットカーペットやファンヒーターにさんざん引き止められながらも、なんとか振り切って高速に乗り名神に入る。
先日買ったダウンのミドラーを中に着て行ったのだが、ほとんど存在感が無いような頼り無さなのに不思議と寒さは感じない。かといって朝の高速でもホカホカという訳でもないのだが、軽い着心地で済むのはありがたい。
下半身もこの冬初めてオーバーパンツを履いて出たが、こちらは相変わらず強力過ぎ。もう少し軽めか中綿無しでも良さそうだ。
それにひきかえ、グローブは手持ちの最強仕様をもってしても指先がかじかんでくるのはどういう訳だろう。血行不良か? 老いたものよのぅ…(苦笑)
これはいよいよ電熱物を導入するべきかなぁ、なんて思っているうちに大垣インターへ。そこで降りたらR258-R21-県道216と繋いで雪雲のかかる伊吹山の麓をかすめ、広域農道で長浜の北へ出る。
***
途中、だだっ広い駐車場のほんとに真ん中で、うずくまる茶色い毛皮を見つけた。ああっ、こんなところで気の毒な事が、と思ったら…。
…なんでこんな吹きっさらしのど真ん中で寝てるんですか?
「俺はここを離れる訳にはいかないんだよ」(推定)
こんなお友達に心当たりはないですか?harryさん。
***
湖周道路へ出て、まず水鳥ステーションへ。昼には少し早いけどできる所で食事にしておくかと思ったら、平日はレストランがやってないようだ。狭苦しいフードコートみたいなものはあったが、もう少しまともに食べたかったので、他を当たることに。
さすが名前の通り、前の湖岸はこんなに鴨が。全員同じ方を向いているのが不思議。
いつも思うのだが湖岸道路というのは、例えバイクであってもひょいと止められるような場所が少なくて残念だ。路肩が広く取ってあっても鎖で入れなくしてあるのは、元はと言えば停める側に問題があったのだろうな。琵琶湖に関わって暮らす人たちや生き物の事を考えたら仕方のないことなのだけれども。
***
ここまで来たら奥琵琶湖パークウェイを走ってこようとR8から303へ入る。久しぶりだなぁ、いくらなんでもまだ雪はないよな、なんて思っていたら…。
今年はよく見るこの文字がここでも。
じゃあ、とにかく昼食をとりながら考えようとマキノの道の駅に入ったら、
…。
うーむ。とにかく今津の街で何か食べて、また湖周道路でも流すかと駐車場で地図を見ていたら、メタセコイアの並木が近いのに気付いた。
何年か前に妻と車で来たときは、雨の降る夏の日だったっけ。冬枯れの並木もいいかもしれないと、まずそこへ向かってみることに。
***
ちょっと残念なのはカメラのバッテリーが切れてしまった事。前の晩、充電しておくのを忘れたのもあるが、だんだん持ちが悪くなってきたようだ。気温のせいもあるのかな。
だからこの辺りからは携帯のカメラで撮ったもので、やたらコントラストが高いパキパキした感じになってしまった。デジタルな補正かけまくりなんだろうが、あんな小さなレンズでここまで写るのだから驚嘆、といってもいいかも知れないが。
子供の頃、11月になってめくったカレンダーはこんな風景だったような気がする。実は生活道路の一部のようで交通量もそこそこあるのだが、待っていると時々それがぱったり途切れる。そんな時は本当にカレンダーの中にいるみたいだ。これ以上看板が増えないのを祈りたい。
並木の終わる辺りにカントリー調道の駅みたいなのがあって、遅い昼食に。うどんでも蕎麦でも良かったのだが、コーヒー付きに誘われてこんなものを頼んでみた。
なにより窓際の大きなテーブルで、ゆっくりまともなコーヒーを飲めたのが嬉しい。
またいつもの展開かとも思ったけれど、並木とコーヒーで盛り返してホッと一息。
さ、日が落ちて寒くなる前に戻るとするか。
たまにはこんな日も、悪くない。