Dトラのオイル交換ついでに、そろそろタイヤをなんとかしなくてはと思い、バイク屋に行ってきた。
Dトラのオイル交換ついでに、そろそろタイヤをなんとかしなくてはと思い、バイク屋に行ってきた。
いつもより間隔の空いてしまったオイルとエレメントを替えてもらいながら、ざっと各部をチェックするメカニック氏。
そろそろクラッチワイヤーも? なるほど、覚えときます。あ、そういえば…。
セル・スイッチを押したとき、ジィッ…と音がしてからワンテンポ遅れてセルが回る事がある事。始動性とアフターファイヤーの事。以前診てもらった充電不良の事。普段乗っていて気付いたことを断片的に話すと、それを系統立てて考え、説明し、これでだめなら部品を注文してお預かりしましょうと、とりあえずできる事をして頂いた。
ちょっと引っかかっていたことが判ったので一安心。
タイヤだが、フロントは山もまだあるし段減りもないので、今回はリアだけ替える事にした。ほんとは山が残ってても替えるときは前後ともすっきり新品に、と思っていたのだが、TDMのパニアなど他に欲しいのもあるので。銘柄は同じBT-39。
ハイグリップ系だが思ったよりライフもあったし、硬化するまで持ってくれるのもつまらないな、ということで。
ほんとはサスのOHもそろそろしたいんだけど、なかなかいっぺんにはできません。
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なんことを今度は店長と話していると、もう8年落ちでしょお、そこそこ下取りになるうちに乗り換えたら? なんて事を言う。
うん、確かにパワーダウンは体感してるし、一通りしゃきっとさせるにはそこそこお金もかかりそ うだ。でも乗り換えるほどはかからないじゃん。
「そうだけど、ここで新車にして、それがくたびれる頃にはもっとかかることになるよ。だったらあれこれ直す分を乗り換えに回した方が賢くない?」
うーん、悪魔の囁き。たしかにセローはいいなと思うが。
タイヤ頼んじゃったからもう少し乗ってからね、と言って店を出る。
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天気もいいことだし、遠回りして帰ることにした。ちょっと考え事もしたいし。
確かに他に乗りたいバイクがないのなら修理・交換しながら乗り続けてもいいけど、思い切って気になるバイクに乗り換えるというのも素敵だろう。
セローなら、ベタベタ足を着きながら山道にも入っていけるし、pittsさんみたいに里山をトコトコ流しても楽しいだろうな。実は去年、試乗車のセローを二時間くらい借りて実践済みなのだ。
オンロードが物足りない気もするけど、どのみちDトラだって2ストみたいなパンチがあるわけじゃないし。そうそう、オンはTDMがあるしね。それよりセローで世界を広げた方が…。
って、いかんいかん。違うだろ!
もうしばらくはDトラに乗る。まずデジタル一眼やパニアが片付くまで大きなお買い物はおあずけ!
愛着ってものもあるし、そうほいほいバイクは替えられるものじゃないのだ。
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その代わり、といってはナンだけどグローブなんかはけっこう衝動買いをしてしまう(笑)
またJRPだが、ウェブサイトにも出ていないツートンの物を見かけたのでつい買ってしまった。
これはタンとブラウンの組み合わせなのだが、他にもオフホワイト&レッドなんてのもあった。小ロットでいろんなのを出しているんだろうか。
まあ、今使っている3シーズンのショート丈がだいぶくたびれているし、秋に向かってこんな色のもいいかなと。 何、汚れが目立つ? 今、私が嬉しければいいんです。そんな事は。
ほんとは、次は黒にしようと思ってたんだけどね。ま、いいか。
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ところで、タテワキのブーツもだいぶ馴染んできたのだが、思わぬ問題が出てきた。
足型の話ではない。
DトラもTDMもステップ上では足首から上がやや前傾するのだが、そうするとフロントのファスナーとベロの部分が足首の前に食い込むのだ。
初めは革が分厚いから、と思っていたのだが、馴染んで曲がる部分に癖が付いてくると余計気になるようになってきた。
アメリカンのように足を投げ出すようなポジションならなんら問題はなさそうだが、スポーツ・ライディング寄りの前傾にはどうも無理があるようだ。
革を柔らかくするクリームや紐の締め具合で、アジャストし直してみるつもりだが、こう来るとは思わなかった。と言いつつ当分は履くつもりでいるのだが。
でもシャーリングが前についてるのって好きじゃないんだけどな。好みを取るか履き心地を取るか、できれば両方取りたいのだが旅は続きそうである。
という事は、セローはまたしばらく後になる予感(苦笑)