あくまで自分がバイクに乗るようになってからの感じなのだけれど、カワサキは今、第三世代という気がしている。
お馴染み空冷Zの第一世代、ニンジャからZZR1100Dに集約される水冷の第二世代。そして10R・6R、ER-6n、ZZR1400と立て続けに意欲作をリリースする今のカワサキである。
デザイン面の変化は、例のマツダからやってきたデザイナー氏によるところが大きいのかもしれないが、なんというかデザインだけにとどまらない、他の国産メーカーが失ってしまった勢いと言うか心意気みたいなものを感じるこの頃。
そんなカワサキから、次はこんなニューモデルが出るらしい。
VERSYSというそうだ。
以前からあったKLEと違って完全なオン・タイヤなので、アルプスローダーというよりは、TDMみたいなオンロードスポーツ・ツアラーといった位置付けなんだろうか。
ベースのER6から、なんともうまいまとめ方をしてます。
この手のバイクの使われ方からして、動力性能も650ccツインなら必要にして十分。アップライトなポジションと合わせてタイトなコーナーも楽しそう。こういうバイクは山あいの狭い三桁国道が続いても、ストレスをあまり感じないのだ。フラット・ダートなら突っ込んでいけるかも?
もともとの車格とスリムなシートの形状で足付は悪くなさそうだし、ハコも似合うだろうな。なによりトラス形状のサブフレームが素敵なオプションを予感させてくれます。低いマウントのサイレンサーはパニアに干渉させないためだったりして。
旅に良し、コーナーも良し、眺めてもカッコいい。うーん、TDMに乗ってなかったら欲しい、かも。
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という訳で、北海道帰りでZZRのヒトタチ、いかがぁ(笑)
あるいは先に行ったあの人と、トリオ再び、とか。。