ツーリングマップルで未舗装路の当たりをつけて、恵那から東白川へ抜ける途中で県道から逸れてみた。
じきに舗装は切れて、しばらくこんな景色の中を進む。
まさしく林道。
この日は朝のうちはそれなりに寒かったが、陽が高くなるころにはこんなところでも
陽射しが暖かく感じる。
このぶんなら雪や凍結の心配はなさそうだ。
つづら折りを上がるにつれ、日陰に雪が目立つようになってきたけれども、
それを避けるラインを考えつつスタンディングで進むのも、冬の山道ならでは。
昼は季節外れの静かなキャンプ場で、お湯を沸かして持参のそば定食。
ホワイトガソリン派だった自分が、こういうのも簡単だよなと30年くらい前に買ったガスストーブは、
壊れようもないほどシンプルな構造でいまだに現役。
でも不整地だと座りが良くない、風にめっぽう弱いという弱点もあるので、
そろそろ新しくしようかな… と思いつつ早や何年(笑)。
元の道に戻って進んで行くと、雪の残った舗装林道になってしまった。
とはいえ、湿った雪がうっすらと残っている程度なので、このくらいなら… と思っていると。
こうなってくると、ちょっと無理……。
最終的には元の県道へ繋がるのが分かっているとはいえ、ナビではそこまでまだしばらくある様子。
当然さらに雪深くなってくるのは目に見えているので、ここらで撤収~。
この先は春になってからのお楽しみにしておこう。
というオフ有り雪有りのショートツーリング。
距離的には200kmにも満たないけど、脳からいろんなものが出て笑えました。
セロー、楽しいぜ!
***
そんなセローに少し前、グリップヒーターを付けた。
現行モデルはアクセサリー電源のカプラーがあらかじめ用意されているので、
ヤマハ純正にするつもりだったが、指先を重点的に暖めるヒートスポットが
セローだけ掌側に来てしまうという謎仕様…。
キジマのGH07は鉄板過ぎるので、今季発売のEFFEXのにしてみた。
で、走ってみれば当然暖かい。
写真の赤いポジションだと、気温一桁前半では熱いくらい。
ただバイクのグリップって、全部の指先で握りしめるようなものじゃなく、
特に親指の先はグリップに接していないこともある。
なので場合によっては手指全体で見ればホカホカでも、スポットで暖まらない部分が
あったりするけれど、あるとないとでは大違い。
だいたいグローブだけなら、雪の予想されるような所に好き好んで行きません(笑)。
そのグローブは、今季はパワーエイジのPG-8305というのを買ってみた。
冬用のグローブとしては軽めの造りだが、グリップヒーターにするのは決めていたので、
こういうのもいいかなと。
思っていたより暖かいので、晴れた日中ならこれだけでも十分。
そんな今季の冬装備ですが、TDMにはまだ手が入ってないのでした。
まあ、グリップヒーターは真冬だけのものではないので、おいおいやっていこう、ということで。