今年は11日が日曜だったのに加えて、盆明けから始まる新しい仕事は19日からと決まっていたので、
8日間休みにしてしまった。
珍しい。
それだけフルに使えば、オートバイ でもけっこうな旅ができるなとは思うが、思うだけにしておく。
日にちがあればいいというものではないのだ、あれは。
などと言いつつ、それでもあれこれと汗をかき、あちこちへタイヤを向けた夏休みはこんなだった。
今年は11日が日曜だったのに加えて、盆明けから始まる新しい仕事は19日からと決まっていたので、
8日間休みにしてしまった。
珍しい。
それだけフルに使えば、オートバイ でもけっこうな旅ができるなとは思うが、思うだけにしておく。
日にちがあればいいというものではないのだ、あれは。
などと言いつつ、それでもあれこれと汗をかき、あちこちへタイヤを向けた夏休みはこんなだった。
初日はハイエースに物を取りに行った他は、冷房の効いた部屋から出ず、本当に何もせずに過ごした。
休み前の37℃台が続いた頃、仕事中に思ったのだ。
休みになったら汗をかかない日を作る、と。
こーゆーのを人生の無駄使いと言わずして何を言う、と一瞬思ったりもしたが、
すぐに自分に必要な無駄は無駄ではない、と結論して無益な一日を楽しんだ。
久しぶりに、両親と一緒に中津川の里山に住む親類を訪ねた日もあった。
付近はセンターラインのある新しい道路が通り、記憶の中の風景が寸断されている。
そんなのはもうかなり前から知っているのだが、子供の頃から見慣れているはずの景色も雰囲気も、
やはり変わってしまっていた。
そして、なにより暑い。
気候まで変わってしまったのは、舗装のせいなのか?
人が集まるときには五平餅が欠かせないこの辺りだが、
それを作る家はもう、ほとんどないらしい。
この日も仕出し屋さんが届けてくれたのを昼食に頬張った。
杉を鉈で割って棒を切り出してだの、一本一合近くあっただのと話す声を聞きながら、
3本は食べにゃ一人前じゃないぞ、なんて言っていた祖父の言葉を思い出す。
変わらないのは、遺影の中の彼の笑顔だけ。
この日の五平餅は懐かしく、ちょっと切ない味だった。
***
そしてオートバイ達。
TDMは洗車して、少し手を掛けるだけにしておいた。
フォークのダストシールが割れてきているので、11月の車検時に交換を兼ねて
OHしようか、などなど考えつつ。
前々回の車検でも行ったのだが、ヤマハのこの辺りはあまり長持ちはしないのかもしれない。
リア フロント
そういえばタイヤもそろそろ考えなければ。
相変わらず替え時の決め手に欠けるZ6で、リアの溝を見るともう少し行けそうな気がするが、
フロントのサイドにクラックが。
しらびそに行ったとき、harryさんに言われるまで気が付かなかったのだけれども。
2009年の秋に替えて、ほとんど丸4年。
距離はそろそろ1万キロで、頃合と言えば頃合か。
次もMETZELERならZ8を履いてみたいが、残念ながらサイズがない。
TDMの性格ならPILOT ROAD3あたりがベストなのかもしれないが、
今のところ、ANGEL STが第一候補。
とりあえず、車検に影響がないといいのだけれど。
Dトラでは半日、可児から恵那の方へ散歩に出てみた。
連日の酷暑続きの中、この日は少なくても走っていて日陰に入れば、
ちゃんと涼しく思えたのは救いだった。
夏の初めに、ひまわり畑になった休耕田を見つけたので行ってみたら、
そこはもうトラクターが入っていて、代わりに見つけた所での一枚。
もう、立秋は過ぎていて、そろそろひまわりもお終いの季節。
とはいえ、まだ秋の欠片も感じられないが、いずれ転がるように秋が過ぎていくのだろうな。
***
ビーナスラインの西端の反対側、美ヶ原公園線の丘の上までデミオで出かけたりもした。
夜明け前に着いて、日が昇るのを待つもりだったが、ちょっとそれには間に合わず。
標高2000m近いここの早朝は、下界の暑さとは無縁で、
メーターパネルの温度表示は15℃を示していた。
しかも車外は霧を吹き上げる、冷たく湿った強い風が吹いていて、
半袖のナメた格好では寒いくらい。
裏地付きの防風ジャケットを着てちょうどいい。
そんな中、山用のストーブでお湯を沸かし、持ってきたサンドウィッチで朝食にした。
たとえインスタントでも、山で飲む熱いコーヒーはうまいのだ。
***
さてと、去年は短くても楽しい夏休みの後は怒涛の毎日で、秋の空を眺めるのも忘れていたような。
今年はそんな事にはならないよう、大好きな季節を迎え、送らねば。
そのためにもしっかり働き、しっかり遊ぼう。