しつこく続くハワイ編。
今度は歩きながら、レンタカーを運転しながら横目で見た、
オアフのバイク事情を少々。
しつこく続くハワイ編。
今度は歩きながら、レンタカーを運転しながら横目で見た、
オアフのバイク事情を少々。
旅行者でもレンタカーでの移動がごく当たり前のオアフだけど、
ホノルル市街だけ、もっというとホテルの近所や買い物の足になればいいという場合は、
レンタルスクーターという手もある。
ハワイ州の法律ではオートバイのヘルメット着用義務はないので、
地元住民はもとより観光客の気軽な足として乗られている様子。
日本でも沖縄の離島なんかは、こういう足が気分だな。
小さなスクーターって寒いところより暖かく、のほほんと過ごせる場所が似合う気がする。
余談だが、安宿の近くにはレンタルスクーター屋がたいていある。
ただしいくら気軽な足といえど、すり抜けは絶対しないのがこちらのルール。
初夏の陽射しの中、バスの排気に延々さらされようとちゃんと待つ。偉いなあ。
ところでナンバーがないのはいいのかい?(笑)
どうせハワイじゃたいした渋滞もないんだし…、なんて思うのは大間違い。
向こうでは日本の一般的な感覚より一日が3時間くらい早く始まるようで、
朝5時には郊外からホノルルへ向かう通勤の車で渋滞が始まる。
まだ真っ暗だよ。
で、その後一旦職場に入って仕事先へ向かう車がどっと動き出し、再び渋滞。
そして多くの人が仕事を切り上げる午後3時くらいから、帰宅する車で郊外へ向かう路線は大渋滞。
これは平日午後3時半頃、西からホノルルへ向かうH1にて。
反対車線はまさに帰宅ラッシュの真っ最中で、4車線の流れがほとんどストップ。
交差する高架の上までぎっしりなのがすごい。
そんな中でも、バイク通勤の猛者はちゃんといるのが偉いというかなんというか。
話は違うが、今回はフシギな装備をつけたスクーターを良く見かけたが、これはいったい何なのだろう?
両側にバーが出ているならタンデム用のアシストグリップになりそうだが、片側2本というのがわからない。
知ってる方、ご教授プリーズ。
ハワイはアメリカ、アメリカといえばハーレー。
ハーレーのレンタル屋もあちこちにある。
借りている旅行者も地元のオーナーライダーも、ほとんどが白人系アメリカ人で、
たまにバランスが違うなと思うと日本人観光客だったりする。
偏った憶測かもしれないが、ハワイアンは意地でもハーレーには乗らない、みたいな
感情があるような気がするが、どうなんだろう?
そんな彼らには我らが日本車が人気のようで、各メーカーのリッターSS、そして隼やZX14などを良く見かけた。
前はこんなの見たことなかったんだけど、流行ってるのかな。
O.K Guys! 今日はbeach walkのハードロックカフェ前で合流だぜ!! とか?
カモフラのパンツはチームの看板なんだかどーなんだか。
気候のわりにはみんな結構ちゃんとした格好で乗っていて、
ほとんどがフルェイス着用。
車体色は黒系が人気で、そういうバイクにこういうファッションで乗るというのが
Coolなんだろうな。
先鋭のスーパーマシンに乗っていながら、短パンサンダルに半キャップみたいな
バカはいないのが気持ちいい。
リッタークラスのSSで走って楽しめるような道はあまり思い浮かばないのだが、
地元っ子にはお馴染みのコースがあるんだろうか。
リアタイヤはけっこうちゃんとショルダーまで使われていて、
どこへ走りに行くのか、どんな走り方なのか、ちょっと付いて行きたかった。
***
もう少し長く滞在できたら、今日はちょっと走りに行こうなんてやってみたい。
でも沖縄の時も思ったけど、島のオートバイライフは知らない景色の中を走り続けて、
ずっと遠くへ、というわけにはいかない。
オアフの彼らがオートバイに何を求めているのかまではわからないが、
移動を楽しむというシンプルな目的で言えば、その気になれば亜熱帯から寒帯までを
一気に走り繋ぐ事のできる我々は、相当恵まれた場所に暮らしているんじゃないだろうか。
彼らを一度、日本のツーリングに誘ってみたい気もする。