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オアフの休日 -なに食べる?- [旅]

ワイキキでは、宿の周りだけでも食事する店に困ることはない。

さらに数百メートル歩く気があれば、ファストフードからヌーベルキュイジーヌまで
いくらでも迷う事ができる。

ただ、好みや予算や気分に合うかというのは人それぞれで、
我が家もビーチを望むホテルのレストランへ食べに行く事もあれば、
スーパーの入口で1ドル50セントのホットドッグにかぶりついたりしていた。

ブランド品.jpg

着いた日の夕食は、宿の隣の店でポークリブとチキンのグリルを。
カウンターに並んで注文すると、オープンエアの店の隅で焼いたのを運んでくれる。

父はニューヨークステーキを、目を白黒させながら食べていた(笑)
かなりラフなスタイルの店だったが、けっこうおいしかった。

ご飯付き.jpg

真ん中奥はご飯。
よくわからないのが向こうのご飯の位置付けで、こういうのにパンが付いてくる店もある。
その場合、ご飯はポテトサラダみたいな扱いなのかとも思うが、お米の国の住民が考えるように、
おかずと主食という概念は薄いのかもしれない。

 

優雅な朝.jpg

これはビーチに面したホテルへ出掛けての朝食。
大きな菩提樹の下にテーブルがあって、砂浜と海を眺めながらちょっと優雅な気分。
たまにはそんなのに浸るのもハワイならではひと時だ。

朝っぱらから相当ハイカロリーで、両親には重たかったかと思ったら、これはおいしいと残さず食べてしまって
びっくりだった。

分相応な朝.jpg

対してパンケーキ屋での庶民的な朝食。
朝はやっぱりこういうのが気分だが、パンケーキもオムレツも莫大にあるし
コーヒーもどんどん注ぎ足して行ってくれるので、朝から満腹。


ぐるぐる.jpg

北部のハレイワに行ったときはこんなチキンがランチ。
小振りのプールくらいの鉄の箱に炭を熾して、同時に何十羽もぐるぐる回ってる。

手づかみで.jpg

丸のままでも出してくれるが、丸焼きに慣れてない我々はさばくのが大変なので
切り分けてもらった。
炭火で焼いたのは皮がうまいね。

けっこうまとも.jpg

巨大なスーパーマーケットとホームセンターが合体したような店の入口で食べたホットドッグ。
1ドル50セントだから120円ちょっとでも、値段ほど安物な感じはしない。

ハワイから日本に遊びに来たとしたら、まず失望するのが食べ物の値段の高さと、
量の少なさだろうな。

 

カルビ定食ミニ.jpg

というアメリカンなものばかりでも飽きるので、コリアン食堂にも。
ここでも少ない量のメニューの中から頼んだが、おかずもご飯もかなり山盛り。
大きな体のハワイアンじゃなくても、基本的にみんなよく食べる。
こういうのを時々はさんでいたせいか、食べ物には保守的な父も最後まで和食が食べたいとは言わなかった。


次回はきっと.jpg

こちらはチャイニーズレストランで、ロブスターのなんだっけ。
めちゃくちゃうまそうなのに、自分は別行動だったから残念ながら食べてない。
実際とてもおいしかったとか。
次回はここへ行くぞ、おー!

 

 

***

 

ここからはスーパーマーケットで見つけたものを。

すごい色.jpg

この食べ物らしからぬビビッドな色の物体は、実はケーキ。

上の青いのなんてすぐ舌が真っ青になりそうだが、
こちらの子供たちはこういう色彩で食欲をそそられる… んだろうな、やっぱり。

こんなところでも民族の違いをはっきり感じてしまう。

 

釘付け.jpg

ところでアメリカ人がこんなにナッツ好きだとは思っていなかった。
夕食の帰りに寄ったとあるスーパーマーケットでは、途方もなく充実したナッツ売り場を発見。
閉店間際でショーケースの明かりが消えていたのだが、
「ナッツはどうだい? 試食もできるよ」
とわざわざ明かりをつけてくれた。

試食してみたいのを言うと、小さなプラスチックのカップに2,3粒づつ出してくれる。
店のお兄さんのお勧めは「FURIKAKE」というヤツで、カシューナッツに青海苔がまぶしてあると思ったら
本当にふりかけご飯みたいな味だった(笑)

付けてある値段はステンレスのお玉ひとすくい分で、買うのも何杯単位。
ひとすくいといってもすり切り一杯なので、片手の掌に軽く一杯だから
値段で言えば決して安いスナックじゃない。

売れ残ったりせずに、ちゃんとみんな回転していくのかなぁと、余計な心配をしてみたりして。
我が家はもちろんお買い上げ。
3種類2すくいずつ買ってみたけど、実はまだもったいなくて未開封。
味が落ちるから早く食べなきゃね。

釘付け2.jpg

ショーケースの他にはこんな売り場もあって、ぎっしり各種ナッツが詰まったボトルが並ぶさまは壮観ですらある。
こちらはちょっとお安めで、たぶん黒いバーを下げると決まった量が下に出るんだろうな。
他にもケースにはまったカップを引き抜くと、決まった量が出てくるようなのもあって、
そういうのを見つけるのにも文化の違いを感じてしまう。

小袋の包装なんてゴミが出て仕方ないから、日本でもこういうシステムが
あっても良さそうなんだけどね。


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コメント 7

魔太郎

チキンが滅茶苦茶おいしそうに見えて腹へってきました。
私がもし、ハワイに住んでたら小錦くらいの体格になってたかも、食べるの大好きですからね。日本でさえポッチャリ体系だし。
by 魔太郎 (2012-03-10 00:11) 

HIRO

こんにちは。
食事の量と種類…体格に差が出る?というか、大きいから必要なのか(ヲイ
育った環境とかに寄るんでしょうね。

昔は、お菓子とかも、瓶とかの容器から紙袋に入れて買って居たから、今の様な個別包装は...
by HIRO (2012-03-10 06:07) 

XXAR2

ハワイの食って自分に合ってる気がしてなりません。
どの画像の食事も見てるだけで涎が出てきますよ。
巨体になる自信たっぷりです。一週間居たら軽く5kgぐらい増量するカモ(笑)
by XXAR2 (2012-03-10 10:30) 

YASH

★魔太郎さん
小錦クラスの人は男女問わずわりとフツーにいますよ。
ペットボトルの水を持って歩いてるんだけど、それが1.5Lのだったりして、
でも全然違和感がない(笑)

★HIROさん
古代ハワイアンの丸太をくりぬいたカヌーは、
自分基準で見てもかなりタイトで、
昔のハワイアンは今ほど大きくなかったんでしょうね。
やっぱり欧米型の食生活の影響は大きいと思います。

★XXAR2さん
そりゃ子供の頃からこんなに食べてりゃ大きくもなるだろうと(笑)
でも、度を越した太り方の人も白人、ハワイアン問わず当たり前に見かけて、
肥満の深刻さは日本の比じゃないです。
巨体にはならない方がたぶん、幸せですよ。
by YASH (2012-03-10 21:47) 

うえいぱうわ

アメリカ人だけに限った話ではないですけど、
欧米の方々は体のサイズというか厚みが
違いますモンね。こういう食も要因の一つ
なんでしょうね。
でもケーキの色味だけはついていけそうに
ありません(笑)
by うえいぱうわ (2012-03-12 11:53) 

なおネィ

ワタシはいくつまで、
この手のラインアップをおいしく食べられるかなぁと
ふと思ってしまいました(笑)

しかしスゴいなぁ、このケーキだけは。
青色は食欲を減退させる色の代表選手なんだけどなぁ。
色の正体はなんなんだろ。^^;

ナッツはひたすらうらやまし。


by なおネィ (2012-03-12 18:30) 

YASH

★うえいぱうわさん
そうそう、我々アジア系に比べると抑揚が大きいというか。
なので向こうで買う服って、サイズで合わせてもやっぱりどこか
体型に合わないんですよね。

ケーキはこんなのばっかりでもないんですが、
これは子供用なのかなぁ。
こちらのケーキ屋さんような繊細な作りは皆無ですね(笑)

★なおネィさん
うーん、滋味あふれる…みたいなのはあるのかなあ。
あと、程よい量というのは大事で、別に無理して食べなくてもいいのに、
でも残すのももったいないし、とか思うのがまた日本人の証なんだけど(笑)

ほんと、何で着色してあるんでしょうね<ケーキ
逆に帰ってきてから、びっくりするくらい鮮やかで濃い色に見えたのが
こちらの卵の黄身で、向こうのは黄色が薄いんですよ。
これも嗜好を反映させた結果なんでしょうね。

by YASH (2012-03-12 23:04) 

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