オアフには路線バスがあるものの、好きに移動したいとなるとやはり車が必要なので、
レンタカーは欠かせない。
それに道路環境は日本より良いし、マナーとモラルも大人な感じなので
右側通行と基本的なルールの違いさえ気をつければ、日本より走りやすい。
少なくとも名古屋近郊を走っているより、ずっと気持ちが楽だ。
オアフには路線バスがあるものの、好きに移動したいとなるとやはり車が必要なので、
レンタカーは欠かせない。
それに道路環境は日本より良いし、マナーとモラルも大人な感じなので
右側通行と基本的なルールの違いさえ気をつければ、日本より走りやすい。
少なくとも名古屋近郊を走っているより、ずっと気持ちが楽だ。
向こうで乗っていたのはこんな車。
シボレーのHHRというんだそうだ。
どうもこれをモチーフにしてデザインされたとかで、アメリカ人の意識にはクルマといえば
こういうカタチというのが刷り込まれているんだろうな。
個人的にはそういう趣味はまったく無くて、できれば日本では見かけることのない、
現代のアメリカのスタンダードな中型車にするつもりだったのだが。
でも考えてみると今回は家族のスーツケースと、手荷物が無理なく積めないと困る。
となるとワゴンである方が都合がいい訳で、予約したクラスの中で選んだらこれになったと。
今回は趣味より実用を取ることにした。
室内や装備は現代のスタンダードであったし、使い勝手も気になるところは特に無し。
こんな事でもないと一生乗らないようなクルマなので、そういう面では正解だったような。
ハワイでレンタカーというとオープントップで海沿いをドライブ、なんて思うかもしれない。
実際そんなのを借りた事もあったんだけど、当時のムスタングはステアリングを切ると長いノーズが
ワンテンポ遅れてのたーっと着いてくる様な代物で、運転してあまり気持ちのいいものじゃなかった記憶がある。
でも今のカマロはなかなか良さそうだ。
乗っていたのは本土から遊びに来たの思われる若い男女の4人組で、とてもよく似合っていた。
オアフはホノルル市街からワイキキ以外は基本的に田舎だ。
南部を東西に貫く大動脈のH1と、北へ向かうH2、東海岸へ続くH3のハイウェイを降りると
幹線に出るのだが、それを外れると文字通りカントリーロードといった雰囲気。
右の東屋はバス停。
ホノルル市街はひっきりなしにバスが走っているが、こういう田舎のバス停には時刻表はない。
本当にいつ来るかわからないバスを、ひたすら待つことになる。
日本人には無理だな。
10年ぶりに訪れたハワイで、おお! と思ったのが上の水銀灯。
ホノルルからH2を経て、サーフィンで有名な北部の町、ハレイワへ向かう主要ルートのこの道。
以前は傾いた木製の電柱が延々と続くだけで、夜はヘッドライトがなかったら
何も見えないような道だったのだが。
他にもワイキキの押しボタン信号のボタンが以前と違っていたり、
トイレの手洗いのペーパータオルホルダーにセンサー式! のが現れていたり。
ガシャンガシャンとけたたましくレバーを下げて紙を出していたのが、
手をかざすとうぃーんと一回分が出てくる。
ここはほんとにハワイか!?
10年ひと昔とは言うけれど、日本よりゆったり時間が流れているような
海辺の田舎町にも、ちゃんと時代の波は打ち寄せているんだな、なんて思ったりして。
***
ところで今回はこちらから予約するときにナビ付きのパックにして、それがとても役に立った。
レンタカー屋のカウンターで小振りのバッグを渡されて、「なにこれ?」と思ったら
安そうなガーミンが一式入っていた。
コンソールにビルトインされたものだと勝手に想像していたが、盗難防止という意味もあるのかもしれない。
部屋で行きたい場所を片っ端からお気に入りに登録して、
出先で呼び出して使えたので結果としては良かった。
ただ、初めは設置の仕方がよくわからず、ちょっと考えてしまった。
この手のクレードルの下部は吸盤式になっていて、ダッシュボード上にくっつけて
ロックすると固定されるものだが、そもそも吸盤じゃないし。
端部に重りの入った十字型のナイロンバッグみたいな台を、どうやって固定しろというのか?
と思ったが、どうやら固定するという気は初めからないみたいで、ナビを付けてどさっと置くだけらしい。
裏面は一応滑りにくい材質で、なんとなくずり落ちにくくなっている。
が、走っているとやっぱり時々落ちる(笑)
まあ、アメリカでハワイで、あんまり細かいことは気にしない方が、
気分良く過ごせるのは間違いない。