一応、バイクに乗るときは街乗りでもニーシンガードを着けることにしている。
めんどくさいとか暑いとか、うっとうしいとかカッコ悪いとか、そんな事は言うまでもないが
とにかくそういうことにしている。
今までは樹脂のシェルの内側にパッドの入ったオフ用を使ってきたのだが、
ゴムが伸びてしまったのを機会にもう少し軽快に過ごせるのはないものかと探して、
新しいのを買ってみた。
RSタイチや4Rにも同様の物があるけれど、今回はコミネの製品を。
ナゼかと聞かれれば、ベルトが膝上の１本で済むから、という理由だけ。
ベリベリ、チクチクうっとうしい、ベルクロなどという無粋なものは少ないほうがいいのだ。
着けてみるとこんな感じ。
伸縮性の高い生地の筒の中にポケットがあって、プロテクターはそこに納まる。
膝裏は通気性を考えてかメッシュ地。
ゴムっぽいプロテクター自体は直接肌に触れないし、屈伸しても膝の動きによく追従する。
いままでのオフ用ニーシンガードに比べると、着け心地は断然いい。
とはいえ、細身のジーンズの下に着けられるほど薄くはないけれども。
ついでに同じコミネの汎用プロテクターで穴開きの物も頼んでおいた。
厚みは初めから入っている物とさほど変りはなく、かなり肉厚。
でも脛部分の面や切れ込みが微妙に違っていて、多少こちらの方が
立った時に足に馴染みやすいような気がした。
まあ、これくらいなら自分で穴あけ加工しても良かった気がするが。
ただ、穴が開いたからといっても暑い盛りにこんなのを着けていれば、涼しい訳がない。
多少蒸れ感が減るかも、という程度なので誤解なきよう。
と、やっぱり暑いには暑いんだけど、脛までカバーしていた今までのよりは軽快で、
守備力は若干落ちるものの、使用感はなかなかいい。
難点を挙げるとするなら、洗うとものすごく色落ちすることか。
たぶん初めのうちだけだと思うが、洗い水が真っ黒になってびっくりした。
で、更なる軟弱仕様快適仕様にするならこんなことも。
メッシュジャケットの肘によく入っているパッドが余っていたので、入れてみたらちょうど良かった。
標準のパッドは、軟質でもCE規格品だけあってそれなりに厚みがあるが、
これならジーンズの下にも仕込める。
保護効果が落ちるのを承知で使うなら、だけど。
という、今までとは少し違う方向を向いた今回のニーシンガード。
夏場の街乗りは最薄仕様でもいいかな。