REV'IT!のウインタージャケットにSHADEというモデルがあって、去年から気になっていた。
試着をしてみて、「うむ、Mの場合が多いがここのはLにした方がよさそうだぞ」などと思っては見たものの、
その値段を確かめる度にすごすごと店を後にすること数回。42000円はやはり高い。
それでも買う人はちゃんといる訳で、そのうち見かけなくなり、やがて春になる。
今のジャケットもくたびれてきたとはいえ、まだ着られる。ま、縁がなかったのさ。
と、思っていたのだが。
REV'IT!のウインタージャケットにSHADEというモデルがあって、去年から気になっていた。
試着をしてみて、「うむ、Mの場合が多いがここのはLにした方がよさそうだぞ」などと思っては見たものの、
その値段を確かめる度にすごすごと店を後にすること数回。42000円はやはり高い。
それでも買う人はちゃんといる訳で、そのうち見かけなくなり、やがて春になる。
今のジャケットもくたびれてきたとはいえ、まだ着られる。ま、縁がなかったのさ。
と、思っていたのだが。
再び巡って来る冬を目前にしたある日のこと。
気に入ったジャケットなんてそんなにある訳じゃないし、通勤でも毎日のように使う物だし。
買えるうちに買っといて、今のと使い回したほうがどっちも長持ちするぞ。
そうだ、買っちゃおう! と思い立ちライコへ。
だからB型は行動が唐突だなどと言うなかれ、再び店頭に出ているのはリサーチ済みなのだ。
で、ほんとに買ってしまった。
夏に手に入れた2000円offチケットの他にもラッキーな偶然があったりして、思っていたよりはお買い得だった。
ちなみに今まで着ていたのはこんなの。
また似たようなのにしたもんだと言われそうだけど、そういうコメントはスルーします。
好きだからいいの、ほっといて。
このM65風はク〇バーという、どちらかといえば街乗り系バイクウェアメーカーの物で
5年前に18000円になっているのを見つけて手に入れた。
いちおう各部プロテクター入りで、ちょうど位置もぴったりなので着ていて楽だし、
いかにもじゃないカタチが気に入っている。
ただし脱着可能なインナーは真冬のツーリングには全く役立たずなシロモノだったので、中にダウンを着て使っていた。
今度のSHADEも上位モデルのタフ・ツーリング系と比べると街乗りっぽいが、生地は摩擦にも強そうだし
腕と肩にはベンチレーション付き。ライディングジャケットらしい作りだ。
襟は長方形のリング(変?)にベルトを通してベルクロ止め。
初め見た時は、めんどくさーと思ったがもう慣れた(笑)
メットのストラップを手探りで締めているんだから、それに比べたらどうということはない。
縁取りのパイピングに萌えたのだが、革ではなくてビニールだったのが残念。
肩肘のプロテクターはスリットの入ったシェル付きで、なかなか気合の入った作り。
対して脊髄パッドは単なる発泡素材の板なので、はなはだ頼り無い。
もう少しマシな手持ちの物と入れ替えておいたが、こっちの方が大事だと思うんだけど。
その下には同社のパンツと連結するためのファスナー付き。
これが位置といい大きさといい、場合によっては腰にめり込みそうな予感。
パンツまで揃える予定はないので取っちまうつもりだが、ちょっとばかり詰めが甘いぞREV'IT。
とまあ、他にもツッコミどころがない訳ではないが、どうにも許せん部分があるならそもそも買っていないので、
これくらいの事は問題無し。
着る本人が気に入ってるんだから、それでいいのだ。
今のところは付属の保温インナーで十分過ぎるくらいだが、私の中では保温は結局ダウンが一番という
結論に達している。
だから、本当に寒い時期は今までと同様、アウターに別のダウンのミドラー(中間着)を組み合わせて使うつもり。
モンベルなどアウトドア用はもちろん、最近はバイク用でもHYODやパワーエイジなどから
ダウン・ミドラーが出ているけど、私が着ているのはミズノのブレスサーモ・ダウン。
頼りないくらいの軽さでも、初日ツアーではM65風と組み合わせて元旦未明の東名を、
寒いとも思わず走る気になるんだから、それほど馬鹿にしたものでもない。
単体でも着られるので、普段着にもお勧め。
***
などと書くと、来年の初日の出ツーリングも行く気満々みたいだけど、実はそうでもない。
ここ数回、関東から来てくれていた仲間は、年末年始は北の大地の人になるのが決まっているし、
こちらからの友人も一部、リタイアを聞いている。
行き帰りはともかく、現地でもソロで初日を見るために、元旦の真夜中から出掛けるほどの筋金入りではないので、
ここらでお開きにしようかなと。
毎年記事にしていたので、どこで線を引いたものやら、引っ込みが付かなくなっていたのでちょうどいいかも。
やっと穏やかな元旦の朝を迎えられるかと、正直ほっとしていたりして(笑)
でもジャケットだって新しくなったことだし、寒くても走る気はいつもある。
冬ならではの風情だって、その気があれば楽しめるもの。
さて、この冬はどこへ行こうか。