世間は3連休だったそうだが、我が家の休みは相変わらず日曜だけ。
週末からどこかへ出かけなきゃもったいないような秋晴れが続いたことだし、紅葉を求めて山へ…
行くのはちょっと早いので、焼津へ魚を食べに行ってきた。
世間は3連休だったそうだが、我が家の休みは相変わらず日曜だけ。
週末からどこかへ出かけなきゃもったいないような秋晴れが続いたことだし、紅葉を求めて山へ…
行くのはちょっと早いので、焼津へ魚を食べに行ってきた。
昼前に着ければいいやと思ったので、そんなに早起きをすることもなく。
東名に乗ったのは8時半頃だったか。
快晴の連休ということで渋滞は覚悟していたが、意外にも流れは順調。
ちょうど小腹が空いてきた頃合だったので、バイクだと混雑しているのが嫌で素通りしてしまう浜名湖SAに
珍しく寄ってみた。
ドライブ中の家族連れや若いカップル、友達のグループにバスツアーの皆さん。
天気がいいからバイクもたくさんいて、みんな楽しそうだ。
みかんソフトなど食べながら見下ろせば、凪いだ湖面に水上スキーが行ったり来たり。
平和だなぁ。こんな時代が続きますように。
初日の出を見に来る時はこの辺りまであっという間の気がするが、それは交通量の少ない元旦未明を
バイクで走って来るからで、日曜日にクルマでのんびり走っているとそれなりに時間がかかるものだな、
などと思いながら、11時ごろ焼津ICを降りる。
旧焼津港近くの、通りからやや奥まったところにある目的のお店へ、ちょっと迷った末に到着。
今は新しい港に活気が移ってしまったようだけど、そうなる前から港で働く人たちの胃袋を満たしてきた、
朝昼は食堂、夜は居酒屋といった、そんな雰囲気の店だ。
男衆は魚河岸シャツ、揃いのエプロンのおかみさん達が明るく迎えてくれる。
接客マニュアルを感じさせるような、丁寧でも薄っぺらな言葉はここにはない。
さっそく海鮮丼と刺身の盛り合わせも、と浮かれて頼んでから後で気が付いたのだが、
そういや内容はほとんど同じゃないのよorz
こういうものを食べ慣れていない証ですな。
どうせなら中トロ丼か、あるいはさんま焼き定食なんてよかったな。
まあ、刺身も桜えびのかき揚もおいしかったからいいんだけど、次回のお楽しみができてしまった。
食後は港に浮かぶ船を眺めながら、近くで釣り糸を垂れる年配のおじさんをこっそり観察。
港町の地元民にしては、手際が妙に丁寧で慎重なのだ。
ほんとは多くの友達がそうだったように漁師になりたかったけど、町の助役だった父上に従い役場勤めだったのだよ。
あの歳であの肌は、ろくに日に当たってこなかった証拠だ。
などと勝手にひと様の人生を推測するのって、密かに楽しい(笑)
***
刺身がお腹に落ち着いたところで港を離れ、藤枝バイパスへ。
大井川を超えたらR473へ入り北へ向かう。
以前、寸又峡へ行く途中に寄った、大井川鉄道のSLが見られる道の駅へ行くことにする。
マップルで見るよりぜんぜんカーブの多いR473は、TDMの新しいタイヤで走ってみたくなるような道が続くが、
途中で川を挟んだ反対側の県道64へ。
前回は下の土手でうたた寝したのが気持ちよかったが、芝生を植えたらしくちょっと雰囲気が変わってしまった。
もう春になっても草のベッドはできないのかな、残念。
今回は昼寝をして待つこともなくやってきたSLは、下りのせいなのかあまり力強さが感じられない。
石炭の煙もなく、おとなしい感じだった。
やっぱり、煙をもうもうと噴き上げつつ登り坂を行くっていうのが、SLは絵になるような気がするな。
朝に東へ向かい、夕方西へ戻るとなるとどちらもまぶしくてサングラス必須になるのだが、
だんだん濃くなっていく夕焼けを見ながら、というおまけがある場合も。
この日は夕焼け前の、刷毛で掃いたような雲の不思議にきれいだった事!
次はバイクで出かけた先で、こんな空を眺められますように。