あっという間にもう3月も終わり。
結局一息つく間もなく、誰かの家を作る日々は続くのであった。
あっという間にもう3月も終わり。
結局一息つく間もなく、誰かの家を作る日々は続くのであった。
今度の仕事は、三重県境はすぐそこの弥富で。
ここはぐるりと農地に囲まれていて、まわりにはほとんど遮蔽物がない。
おかげで通い始めた2月末頃は、連日ものすごい北西の季節風にあおられ続けて
涙目で外部の仕事をしていたのに、先週辺りからは日中は汗ばむような日も。
もう、春なのだ。
こんなになるまで気が付かなかったけれども、南側の農地の斜面には、びっしりと土筆が。
河川敷きなんかでは袋を手にした人を見かけたりするのに、この辺りでは取る人もいないらしい。
しかしここまで生えていると、有り難味というか、探す楽しみも何もないもんだね。
なんて言ってる少し前には、3月としては異例の寒波で雪が降ったんだった。
この日は夕方から降り始めて、帰る頃には一時前が見えないくらい。
しかももう大丈夫だろうと夏タイヤに替えちゃってるし。
雪にはめっぽう弱い名二環が通行止めになる前に…と、帰り道はどきどき。
夜中になってもそこそこ降り続いたようで、翌朝はこんな様子。
道路に雪が残らなかったのは幸いだった。
3月中ばにこんな雪はちょっと覚えが無い。
***
とはいえ、そんな寒さも続く訳は無く。
前の日曜には早咲きの桜でも、と、岐阜の霞間ヶ渓(かまがたに)へ出かけたりしたのだった。
辺りは季節になると桜の花で霞がかかったように見えるので、この名が付いたそう。
ソメイヨシノが満開の時期は、谷あいは本当に桜色に染まるだろう。
でも、ちょっと早すぎたらしい(笑)。
まあ街でもまだ開花してなかったから、当然と言えば当然か。
でもちらほらとある河津桜は満開で、それなりに春の訪れを感じて来たのだった。
ところで関東と関西では桜餅が異なる、というのを知ったのは、わりと最近だったりする。
名古屋で生まれ育った自分にとっては、左の道命寺と呼ばれる関西風こそ桜餅なのだが、
たまたま立ち寄った和菓子屋さんでは、両方並んでいるのを発見。
実は関東風の実物を見たのは、これが初めてだった。
ふむふむ、皮に桜餡が包んであるんだね。
さて、お好みはどちら?
***
昨日の冷たい雨上がりに見つけた桜並木は、四分咲きくらい。
それも今日の暖かさで、一気に開花が進んだことだろう。
さて、どんな四月になることやら。
とりあえず、お花見にはちゃんと出かけよう。